ボクの、わたしの成長ストーリー

合い言葉は「そろばん、大好き!」
最初はみんな同じスタートライン。毎日の練習の積み重ねと、検定に落ちてしまった時の悔しさ、家族の支えなど…。
笑いあり、涙あり、いしど式で成長した子どもたちの、成長ストーリーをご紹介いたします。

吉田龍一郎くん × 潤之介くん母 佐宜子さん
初めて自分から「やりたい」と言ったのがそろばんでした。

(佐宜子さん)そろばんを始めたきっかけは、龍一郎の「僕もやりたい」のひと言。仲良しのお友達がイシドの教室に通い始めたのを見て、初めて自分から「やりたい」と言い出しました。

大泣きしながらのスタートでした。

(佐宜子さん)潤之介は、あまり自分からやりたいと言い出さないタイプなので、お兄ちゃんがやっていたそろばんを、私の方から勧めました。始めたのは、年長組に上がる少し前です。当時は私にべったりの甘えん坊。だから、親離れさせる意味でも習い事を始めようと思ったんです。案の定、最初は私から離れるだけで泣いて泣いて…、でもすぐに慣れましたね。。

子ども達のペースで自宅でも練習!上手に出来た時はたくさん褒めてあげます。

2人の成長過程をお話いただいた母の佐宜子さん

最初の壁にぶつかり「行きたくない!!」

(佐宜子さん)1年くらい経った頃、「どーしても行きたくない」と言い出しました。連れて行っても、教室の前で動かない。私の方が折れて「今日はお休みします」と言ったとき、担当の先生に叱られたんです。「自分で決めたことはちゃんとやらせなきゃダメです。子どもが行きたくないと言うたびに折れていたら、何も続かなくなりますよ」と。その言葉にハッとして、それからは心を鬼にして引き離し、先生に託しました。練習後、「今日は1時間泣いていました」と先生から報告を受けることもありました。そういうことが1~2ヵ月続いたあと、何事もなかったように行き出しました。
たぶん、そろばんが少し難しくなってきた時期で、壁にぶつかっていたんだと思います。それを乗り越えるのがつらかったのかな。それに、行きたくないと言えば行かずに済むと考えたんでしょう。私の顔色を窺いながら泣いていたんでしょうね(笑)。

子ども達のペースで自宅でも練習!上手に出来た時はたくさん褒めてあげます。
龍一郎くんは自分で克服していくタイプ。親は黙って見守ります。

(佐宜子さん)龍一郎は、そろばんに関しては手がかかりません。やめたがったことは一度もないですし。ただ、「テンション下がっているな」と感じるときはありますね。でも、龍一郎はどちらかというと自分で克服していくタイプなので、静かに見守っています。

一緒に練習してきたから、お兄ちゃんが入賞したらやっぱりすごいって思う

当時の話を懐かしそうに聞く潤之介くんと龍一郎くん

二人で入賞した時の写真恥ずかしいけど嬉しい!
潤之介くん 楽しさを実感しました。

(潤之介くん)2年生のとき、練習で最高得点を取ったんだ。すごくうれしかった。そろばんが楽しいって思った。

騒いでいる生徒に対して「君はなんのためにここに来てるんだ!」と注意。そんなことを言えるほど成長していました。

(佐宜子さん)あるとき、教室での練習中にちょっとうるさくしていた子がいたみたいなんです。まわりの子も困っていたら、龍一郎が「いい加減にしろ。おまえはなんのためにここに来ているんだ!」と言ったらしいんですよ。その話を聞いて、いつのまにそんな大人びた発言ができるようになったのかと、びっくりしました。そろばんをやることについても、いろいろ考えているんだなあと気づかされました。成長を実感した瞬間です。

二人で入賞した時の写真恥ずかしいけど嬉しい!
大会での優勝をめざして頑張っています。

(龍一郎くん)そろばんをやっていて良かったと思うのは、大会で入賞や優勝したとき。練習がつらいときもあるし、点数が低くて落ち込むこともあるけれど、がんばれるのは、大会で良い成績を出せたときの達成感があるからです。

(佐宜子さん)家での練習は自主性に任せています。練習しないときがあってもいいと思っています。やった分は、検定や大会などでちゃんと結果に現れてきますから。親が言わなくても、子どもはそれを肌で感じて理解しているみたいですね。

(龍一郎くん)一番悔しかったのは、8段の検定に挑戦してうまくいかなかったとき。悔しいときは、ひたすら練習するしかない! 先生に言われるからじゃなく、自分自身がもっと練習しなきゃって思う。

千葉県大会で読上暗算優勝したよ!また次も絶対優勝したい!
1級の壁にぶつかり「僕はもうやる気がない」

(佐宜子さん)潤之介は1級に苦戦しています。先日、「僕はもうやる気がない。やめたい」と言い出しました。本当にやる気が出なかったみたいです。でも、やりたいことが他に見つかったとか、正当な理由がない限り、やめてはいけませんと言いました。「もうちょっと我慢し続けたら、またうまくいくよ」と言い聞かせたら、しぶしぶ行くようになりました(笑)

大会で満点!先生にもほめてもらい、やる気全開です。

(佐宜子さん)「やめたい」と言い出したと思ったら、いまはやる気でいっぱいです。前回の大会で成績がよくて満点がとれたから。最初の担当だった先生に久しぶりにお会いして、ほめていただいたのが、相当うれしかったみたいです。「1級にも受かる!」と言っているので、手応えを感じているようです。

(潤之介くん)「そろばんをやめたいな」と思ったときもあったけれど、やめなかった。他の子に負けたくなかったから。同じ教室にも、あの子には負けたくないって思う人がいる。だから、がんばる。

2人とも、そろばんを通じて大きな自信を得たとても精悍な顔つきが印象的でした

自分で決めた目標があるから、練習がつらいと思っても、がんばれる!

1級に合格したら、次の目標は、3年生のうちに3段を取ること!(潤之介くん)

6年の終わりまでに10段を取るのが目標。中学でもそろばんを続けて、さらに上をめざします。全国大会で学年1位をめざしたい。大会の前にはすごく緊張してしまうので、それを克服していきたいと思っています。(龍一郎くん)

とにかく練習させなきゃと、一生懸命になりすぎてしまった時期もありました。最近はいい意味で力が抜けてきました。今はとにかく、ほめることを大事にしています。検定で落ちても、ここの点数が少し上がったねとか、伸びたところをきちっと見てあげる。子どもの成長に合わせて、親も成長するんだなあと実感しています(笑)。(佐宜子さん)

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