シリーズ【そろばんの先生のひとりごと】
そろばんの先生から、保護者へ学習のヒントだけではなく、子育てのヒントを発信
「早くしないさい!」って1日に何回言っていますか?

「早くしなさい」「遅いわよ」「もう、時間なのに」
こんな言葉を親は1日何回ぐらい子どもに言っているでしょう?
数え切れないほど言っているのに、いつも同じ繰り返しではありませんか?
繰り返される 時間に関するお説教・・・その理由は?

どうしてこんな事になるかというと、理由はふたつ。
幼児にはまだ時間の概念がない事と、先を見通す力がない事です。
「起きる時間と寝る時間」「ごはんの時間やおやつの時間」まだ時計を読めなくても、数字が読めれば針の長さで意識させる事は可能です。
「もうすぐ7時、ごはんの時間なるから片付けようね」など時間を意識して声をかけましょう。
それでも時間がないのに急がないというのは先を見通す力がないからです。
大人は、瞬時に時間を逆算して「あと10分で何ができるか」と考えますが、子どもにはまだそれが出来ません。
やっと片付け始めても、目の前に興味のあるおもちゃを見つけとたんに遊び始めてしまったりしますよね。
「時間を守る」ことを教えてくれる 「そろばん」
この両面を鍛えるのに、そろばん学習は有効です。決められた問題数を一定の時間で取り組む事で時間感覚が身につきます。そろばんを習ったら、身支度などの生活習慣が変わったとか、宿題をやるのが早くなったという声が聞かれます。さらに、いしど式では60分の入れ替え授業を基本とした分刻みの統一カリキュラムが授業にリズムメリハリを生み出します。
そして、時間の感覚を養う事で身につけて欲しいのは「時間を守る」という事。
「授業に遅刻しない」「検定試験の締め切り厳守」などの厳しいルールも子ども達身につけて欲しいことです。そのためには、私達大人も時間を守る事を意識しなくてはなりません。
出典:そろばん教室・幼児教育|いしど式そろばん公式サイト