シリーズ【そろばんの先生のひとりごと】
そろばんの先生から、保護者へ
学習のヒントだけではなく、子育てのヒントを発信
頭脳のアスリート集う、そろばん競技大会

そろばんの競技大会、皆さんは参加経験があるでしょうか?
そろばんに大会なんてあるの?という人もいるかもしれませんね。
そろばんの競技はまさに頭脳のアスリート。
コンマ数秒で勝敗が決まる真剣勝負が繰り広げられる大会では、小さな子ども達の表情も大人顔負けの鋭い目をしています。
そろばんの楽しさ

どうしてこれほど、熱中できるのか?
それは、そろばんが自分自身との戦いであり、自己成長を遂げている実感を持てるからではないでしょうか。
最初はゆっくりと、ひとつずつ問題を解き、「できた」「わかった」を繰り返してきます。
徐々にスピードが増し、難解な問題も解けるようになっていく。
出来なかったことが出来るようになる喜びと共に、自信がつけばその実力を試したくなるのは人間の本能でしょう。
まさに、ゲームにはまってしまう感覚とよく似ています。
上達への近道は『継続は力なり』

そして、その段階は一足飛びに成しえることはできません。
ゲームのような「裏技」はないので、「コツ」だけで上達することはありません。
それを実体験として学ぶことこそが忍耐力や継続する力を養います。
さらに、そろばんは無学年生という魅力もあります。
努力を続けると上級生や大人でさえも飛び越して進級することが可能です。
飛び級の無い日本の学校制度では、どんなに勉強を頑張っても上級生は抜けませんから、学年を超えて進んでいけることでアドバンテージも上がります。
そろばん大会には様々なレベルのものが実施されていますので、実力に合わせたそろばん大会にチャレンジしてみて下さい。
結果を出せても出せなくても、そこには大きな学びが沢山詰まっていますよ。
やる気いきいきいしど式
「そろばん教育」で未来を切りひらく力を。
出典:そろばん教室・幼児教育|いしど式そろばん公式サイト