いしど式の先生

2022/09/09

先生の仕事の魅力とは?自分に合った教える仕事を見つけよう

 

学校の先生をはじめ「人に何かを教える」仕事にはたくさんの魅力があります。「以前取得した資格を活かして働きたい」「子どもと関わる仕事がしたい」「自分が得意なことを人に教えたい」などの理由で、「先生」と呼ばれる仕事を目指す人も多いでしょう。この記事では、先生という仕事の魅力や種類に加えて、自分に合う教える仕事を見つけるポイントを解説します。先生の仕事に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。

 

教える仕事の魅力とは

 

現代の日本では「教える仕事」のニーズは学校だけにとどまらず、幅広い分野にわたっています。やる気・熱意のある「教える人」はつねに、あらゆる組織で求められていると言えるでしょう。教師・講師などの「先生」と呼ばれる方々が「教える仕事」を選んだ理由とやりがい、さらに教える仕事の価値や素晴らしさについて紹介します。

 

やりがいがいっぱい!

 

教える仕事はたくさんのシーンで「やりがい」が得られることも魅力と言えるでしょう。

 

・生徒の「できた!」「分かった!」というリアクションが増えてくるとき
・成長、努力をしようとしている生徒が協力を求めてきたとき
・生徒や保護者に感謝されたとき
・生徒や自身の成長を実感できたとき
・楽しさを生徒が理解してくれたとき
・生徒が自分に心を開いてくれたとき
・教えることが自分自身の成長につながったとき
・子どもがチャレンジしようとする瞬間に立ち会えたとき
・生徒の卒業後の活躍を知ったとき など

 

幅広いスキルが身につく

 

人に何かを教えることで、幅広いスキルを身に付けられるのも先生の仕事の魅力です。

・人と接することによるコミュニケーション能力
・相手が理解できるように伝える論理力
・考えを整理してまとめる表現力
・限られた時間を有効活用するマネージメント力
・臨機応変に物事に対応する環境適応力や柔軟性

 

先生の仕事を通じて、仕事だけでなく生活するうえでさまざまな場所で活用できるスキルが身に付けられます。

 

さまざまな「教育」の種類

 

「人に何かを教える」ニーズの広がりから、「先生」という立場の職種は学校の先生以外にも社会のあらゆる分野に広がっています。そのため、特定の資格がなくてもはじめられる先生の仕事も存在しています。

・幼稚園や保育園などの幼児教育
・塾、家庭教師
・スクールの講師やセミナー講師
・各種指導員 など

 

さまざまな「教える仕事」を種類別に紹介します。

 

保育系

 

ベビーシッター

 

個人の家に訪問し、親の代わりに子どものお世話をする仕事です。資格はとくに必要ありませんが、育児に関する知識や経験が求められます。ベビーシッターになるには、ベビーシッター派遣会社に登録するのが一般的です。

 

幼稚園教諭

 

3歳から入学前の子どもに教育指導する仕事です。子どもの心身の発達を支え、感性や人間性を育てるのが、おもな幼稚園教諭の役割となります。幼稚園は文部科学省、保育園は厚生労働省の管轄であることから、幼稚園は保育園と比べると「教育」を重視しているのが特徴です。幼稚園教諭になるには、幼稚園教諭免許状の取得が必要となります。

 

保育士

 

仕事などで親が養育できない間に0歳から6歳までの子どもを預かり、保育する仕事です。食事や睡眠、排せつといった日常生活のお世話をしながら、一緒に遊びや活動をすることで、幼児の健やかな成長を促します。保育士資格を取得し、保育園や保育所に就職することで、保育士として勤務できます。

 

学校教育関連

 

学校の教員・教師・教育系

 

学校に勤務する教員や教師は、「教える仕事」の代表と言える職種です。公立や私立、常勤・非常勤など、いろいろな場所や雇用形態で多くの学校の先生が活躍しています。学校の教員になるためには、小学校、中学校、高等学校それぞれに対応する教員免許を取得し、教員採用試験に合格する必要があります。

 

養護教諭

 

学校の保健室に勤務し、児童・生徒の体調不良やケガの対応、健康診断、予防指導など、健康管理全般に関わるのが養護教諭です。悩みを抱える子どもたちの相談を聞き、ケアする役割も持っています。養護教諭免許状を取得後、公立、私立ともにそれぞれの採用試験を受けて合格することで、養護教諭となれます。

 

学習系

 

塾講師

 

成績アップや家庭学習のサポート、受験対策などを行うのが学習塾の講師の仕事です。生徒の成績を上げたり、志望校に合格させたりするために、いかに分かりやすい授業を展開できるかがポイントとなります。成績アップや志望校合格の実績が多い人気講師となれば、幅広い学習塾からのオファーが来るため収入アップも見込めます。

塾講師になるための資格は不要ですが、採用基準として学歴や教師経験を重視する学習塾が多くなっています。

 

家庭教師

 

生徒の自宅に訪問、またはオンラインを通じて生徒と一対一で学習指導を行うのが、家庭教師です。完全マンツーマンのため、担当している生徒の進歩や成長を目の当たりにできる、大きなやりがいがあります。時給が高いため、特に大学生のアルバイトとしても人気の仕事です。

塾講師と同じく、家庭教師になるための資格はとくに必要ありません。ただし高学歴や教師経験のある人材は時給が高いなど優遇される傾向にあります。家庭教師派遣会社に登録し、指定された生徒の指導を担当するのが一般的です。

 

スクール系

 

英会話教室

 

幼児から小学生くらいまでの子どもを対象に英会話を教える仕事です。楽しく英語を身に付けられるように、絵や歌、ダンスなどを取り入れた指導を行います。近年、公立小学校で英語が必修となったため、需要が高まっている仕事です。特に資格は必要なく、英語が得意で子ども好きであれば英会話教室の講師になれます。

 

料理教室

 

生徒に料理の手順や方法、コツなどを実践しながら教えるのが料理教室の先生です。洋食や和食、中華、パン、デザートなどさまざまな種類の料理教室の先生が活躍しています。料理教室の先生になるには資格は不要ですが、調理師免許、フードコーディネーターなどの認定資格を取得してから講座を開く方が良いでしょう。

 

パソコンインストラクター

 

IT社会の進歩により、近年特にニーズが高くなっているのがパソコンインストラクターです。パソコン教室に講師として勤務するだけでなく、自分で教室を開講したり、フリーとして仕事を請け負ったりするなど多様な働き方ができます。パソコンインストラクターになるための資格は特に必要ありませんが、パソコンスキルは必須となります。

 

楽器インストラクター

 

未経験から経験者まで、生徒のレベルに合わせた楽器の演奏に関する指導をするのが、楽器インストラクターです。ピアノ、バイオリン、ギター、ドラム、そのほかさまざまな楽器のインストラクターがいます。

楽器インストラクターになるには、楽器に対する知識、扱い方、音楽理論などの幅広い知識に加えて、演奏力が必要不可欠です。楽器教室に在籍する、自宅で教室を開いて教えるなど、自由な働き方ができる良さがあります。

 

スポーツインストラクター

 

スポーツクラブやジムで利用者の指導にあたる仕事です。利用者に合わせたメニューの作成や、器具の安全な使い方のレクチャー、実演などを行います。スポーツインストラクターになるにはスポーツ経験が必須です。さらに民間のスポーツ関連資格を持っていれば有利になるでしょう。

 

そろばん教室講師

 

おもに幼児から小学生までを対象にそろばん・暗算、さらに挨拶・マナーなどを教える仕事です。指導者になるために必須の資格はありません。ただし、そろばんの基礎的かつ正しい知識が必須のため資格を取得するか、講習を受けるのがおすすめです。

 

いしど式の先生について詳しく知るにはこちら!:いしど式の先生になるまでの流れ

そろばんの先生になるために資格はい必要?:そろばんの先生になろう!そのために必要な資格や能力

 

指導員系

 

職業訓練指導員

 

求職者が即戦力となるための知識や技術を身に付けるために通うのが、認定職業訓練校です。自動車整備、木工、電気工事などのさまざまな訓練科があるため、認定職業訓練校ではそれぞれの分野の専門的な知識や技術を持つ、指導員のニーズが高まっています。職業訓練指導員となるためには、訓練や試験、講習を経て免許を取得し、自治体の採用試験に合格しなければいけません。

 

教習指導員

 

自動車教習所で、生徒に運転技能と学科での知識を教えるのが教習指導員です。免許を取得し運転社会へ出る人々へ、事故の怖さと交通ルールの重要さを伝えるのが役目と言えるでしょう。近年では女性や若い指導員も増加傾向にあります。21歳以上で、指定の教養科目と講習会を受け、公安委員会の試験に合格すれば教習指導員としての道が開けます。

 

自分に合った「教える仕事」選び方のポイント

 

学校の教員・先生以外にも上記で挙げたような多くの「教える仕事」があります。教えることを仕事にしてみたい、と思ってもどの仕事が自分に向いているのか分からないという方も多いでしょう。次の3つのポイントを踏まえると、自分の適正に合った教える仕事選びにつながります。

①誰に教えるのか?
②何を教えるのか?
③どこで教えるのか?

 

教える仕事選びのポイントをそれぞれ解説します。

 

①誰に教えるのか

 

「誰に教えるか」という視点から見ると、自分にどんな教える仕事が合っているかがイメージしやすくなります。教える対象となる生徒の年齢、その後に属性を考えるのがおすすめです。同じ教える仕事でも、小学生に教えるのか、社会人に教えるのかで、業務内容や教える内容のレベルは大きく異なります。教える対象となる世代や年齢を設定したあとに、所属や興味のあることなどを踏まえて属性を考えましょう。たとえば年齢を「小学生」なら、「中学受験をする」「公立小学校に通っている」「プログラミングに興味がある」などが属性です。

 

②何を教えるのか

 

「何を教えるのか」という視点で考えると、シンプルに自分の専門性やスキルが提供できる分野のことを教える、という結論に達することがほとんどです。小中学生の学習に関連するものなど一定水準の学力があればできる可能性のある仕事もあれば、スポーツ・芸術・IT・語学など専門性が高く未経験から教えることはあまり考えられない仕事もあります。

 

③どこで教えるのか

 

「どこで教えるのか」は、「どのように教えるか」にも言い換えられます。さらに「学校」と一口に言っても小中学校などの義務教育の現場、高校、大学、専門学校など、学校によって教え方やスタンスは大きく異なります。

近年では教室やスクールなどの物理的な場所を持たずオンラインで教える仕事もあります。オンライン講師やレッスンの仕事は、教室までの距離や立地など物理的な制約を受けず、自由な働き方ができるのがメリットです。

 

教育の将来性

 

時代の変化によって以下のように求められる教育も変化しています。

・勉強以外の習い事の多様化
・2020年に改訂された学習指導要領による小学校でのプログラミング教育導入
・小学校の外国語の教科化
・中学校の道徳の教科化

 

さらに、子どもだけでなく大人の教育への関心やニーズも高くなりました。

・大学で学生以外も参加できる公開講座が人気
・70歳以上で生涯学習をしたことのある人の割合が増加

 

将来的にも、教育系の仕事は社会に求められ続けていくと考えられるでしょう。

 

いしど式の先生の仕事

 

「子どもに何かを教える仕事がしたい」と思っている方におすすめなのが、そろばんの先生です。そろばんを通じて子供たちの努力や成長を目の当たりにでき、先生として多くのやりがいが得られます。

そろばんの先生と一口に言っても、「教室で教える先生」と「オンライン講師」、「先生」と「アシスタント」など、指導方法やスタイルによってさまざまです。いしど式では、ライフスタイルや重視したいポイントに応じた多彩な働き方を用意しています。

さらに確立されたマニュアルや研修制度、充実したサポート体制を整えていますので、未経験の方でも安心して働いていただけます。いしど式で「教える仕事」に就き、生徒の成長を通じて、たくさんのやりがいを感じてみませんか?

 

いしど式でそろばんの先生をしてみたい!:いしど式の先生になりませんか?

TOPページに戻る ≫