いしど式の先生

2022/09/09

「先生の日常」1日のスケジュールや仕事内容を見てみよう!

人に何かを教える「先生」の仕事。やりがいも大きく、とても魅力的な仕事ですが「やることが多くて忙しそう」「家庭や育児との両立はできる?」と気になる方も多いですよね。
この記事では、各職種の先生の日常として、1日のスケジュールや仕事内容を紹介します。これから先生を目指したい人や、先生としての1日の流れをおさえておきたい人は、ぜひ参考にしてください。

 

教師の仕事とは

「先生」と言ってもいろいろな種類の先生が存在します。さらに、教える仕事は学校の教師以外にも、社会のさまざまな分野に広がっています。その中でも今回は「学校の教師」の仕事に注目し、1日の過ごし方、魅力、先生ならではの苦労について紹介していきます。

 

小学校教師

 

小学校教師は、1年生から6年生までの児童に国語や算数などの各教科を教えるとともに、ホームルーム、給食、掃除、登下校などの学校生活全般についての指導をします。小学校によっては図画工作、音楽、体育、家庭科などの教科専任教員を採用していることもありますが、一般的にひとりの小学校教諭が担任しているクラスの全教科を教えます。

ほかにも遠足や運動会といった学校行事やPTAへの参加、家庭訪問、教員同士の勉強会や研究活動なども行っています。

 

中学校教師

 

中学校からは教科担任制となるため、教科指導と学級指導は分担されます。一方、学級担任の業務には進路指導、生徒指導、キャリア支援など、生徒の生活全般にかかわる指導から、大会への引率もふくめた部活動の指導まであります。高校受験を含めた生徒の悩みや心配ごとに寄り沿い、一緒に向き合うことも求められます。

 

高校教師

 

高校でも、中学と同様に教科担任制が採用されています。ただし、文系科目、理系科目などの生徒の進路による科目選択制を採用している高校も多いため、中学よりもさらに専門的な内容の学習指導を行うことになります。

高校の学級担任の特に大きな業務が進路指導です。高校卒業後の進路はさまざまな選択肢があり、生徒はその中から進学、就職などそれぞれの歩む道を決めていきます。高校の学級担任は、生徒の将来にかかわるキャリア教育などをしっかりと行うことが求められています。

 

教師の1日のスケジュール

午前中

 

ほとんどの学校で、教員の勤務開始時間は8時または8時15分からとなっています。しかし、部活動の朝練習、委員会活動、生徒会活動などで生徒たちは7時半など教員の勤務時間よりも前の時間帯に登校しています。そのため、教員は実際の勤務開始時間よりもかなり前には学校に到着していなければいけません。

学校に到着したら1日の準備などを済ませたあと、校門に立って登校してくる生徒に挨拶をして迎え入れます。その際に、生徒達の服装や髪型、身だしなみのチェックなども同時に行います。部活動の顧問を担当している教員は、安全上の理由から部活動の朝練習に立ち会う必要があります。

一通り生徒が登校し、クラスの生徒がそろいはじめたら教室へ向かって生徒と合流します。教室で朝の会やホームルームを始め、出欠やその日の予定、連絡事項などを確認します。その後基本的に8時45分ごろより授業開始となります。

授業と授業の間の休みや昼休みなど、生徒たちの休み時間も教員にとっては休み時間ではなく勤務時間です。休み時間は、次の授業の準備や雑務などに充てる貴重な時間として活用します。

 

お昼

 

4限まで終えると給食(またはお弁当)の時間です。教員は教室で生徒と一緒に食べるか、職員室にて各自で済ませるかは学校によって異なります。その後昼休憩をはさんで午後の授業へと移るため、昼食後に連絡帳のチェックや返信、配布物の準備などを済ませる場合が多いです。教員にとって、お昼はとても忙しい時間となります。

 

午後

 

曜日、学年によっては6限目まで授業が行われます。6限終了後、午後4時過ぎに帰りの会を終え、宿題や配布物の確認をしっかり行ったうえで、生徒を下校させます。

生徒の帰宅を見終えた後、教員は休憩に入ります。ただし退勤までに翌日の授業準備から事務作業などやるべき業務もまだたくさん残っています。部活動の顧問を担当している場合は、そちらに出向かなければいけません。さらにクラスだけでなく学校全体の校務も任せられることもあり、規定通りの時間に退勤できることはほとんどありません。

 

教師の「魅力」と「大変さ」とは

 

魅力・やりがい

 

教師は1日中子どもと行動を共にします。子どもとの距離が近く、子どもの変化や成長を身近で感じられるのも、教師の魅力です。生徒と一緒に喜怒哀楽を感じることができたり、教師自身も生徒と一緒に成長できたりすることに大きなやりがいを感じる人も多いでしょう。

教師は経済的に安定している職種としての魅力もあります。私立学校の場合は学校によって給与体系が異なるため一概には言えませんが、公立学校の教員は地方公務員という身分のため、給料も一般企業に比べると高水準です。リストラなどの企業の経営状況によって失業をしてしまうリスクもなく、定年まで安定して働けるのも、教師の魅力です。

各学校には、児童や生徒が登校しない夏休みや冬休み、春休みなどの長期休みがあります。長期休み中を利用した教員の研修や部活動の指導、大会などが入ることもありますが、長期休みは比較的長期休暇を取りやすいのも、教師の魅力です。

2019年6月に文部科学省から「教師の夏休み取得に関わる通知」が各都道府県の教育委員会に向けて出されたことを受けて、教師の働き方是正の取り組みが進められていることも背景にあります。自分自身に子どもがいる場合も、子どもの休みに合わせて長期休暇が取りやすい点も教師のメリットでしょう。

 

大変さ・課題

 

教師には魅力ややりがいがある一方、大変さや課題もあります。とくに教師の持つ業務量の多さによる長時間労働は最も大きな課題と言えます。

教師には授業を行うだけではなく、授業の準備、テストやプリントの作成、通知表や調査書の作成、さらには生活指導、進路指導、保護者への対応、PTA関係の業務、部活(クラブ)指導など授業以外にも膨大な業務が存在します。勤務時間内で業務が終わらず、授業の準備や教材研究を自宅に持ち帰って行うことも多いです。教師一人あたりの業務量が多いため長時間労働となりやすく、その結果体を壊す人も少なくありません。業務量の多さから休日やプライベートの時間が削られたり、家庭や育児との両立に悩んだりする人も多いのが現状です。

 

「先生」の仕事は教師以外にもさまざま!

職業としての教師は、やりがいがあふれる魅力的な職業である一方、働き方の課題を抱えていることも分かりました。

子供の成長や人生そのものに大きく関われるのは、教育系の職業ならではの特徴です。時間的な問題から「教師は大変そうなので、教育業界の仕事はあきらめる」と考える必要はありません。教師もふくめて、「教える仕事」には選択肢がたくさんあります。自分の適性や重視したいポイントなどをふまえて、自分に合う仕事をぜひ見つけてみましょう。

 

先生の仕事を詳しく知る!:先生の仕事の魅力とは?自分に合った教える仕事を見つけよう

 

いしど式の先生になって生徒の成長を応援

教育関連の仕事や、教える仕事を目指したい人の選択肢のひとつとなるのが、「いしど式」のそろばんの先生です。いしど式のモットーは、「そろばん教育を通じて、人々の成長を応援」すること。そろばん教室を通じて、子どもたちの「夢を育む力」と「あきらめない心」を育てていきます。

そろばん教室では楽しい教室づくりを重視し、そろばんでの能力開発・社会教育・しつけをする教育方針を徹底。子どもたちが目標を達成する喜び、成長する喜びなど自身の可能性を見出し、「人間成長の土台づくり」を応援するのが、いしど式のそろばんの先生のお仕事です。

 

いしど式の先生の働き方

 

いしど式の先生はワークライフバランスの取りやすい働き方ができるのも魅力です。教室の授業は午後3時(15時)からのため、午前中は家事や通院、学校行事などに有効活用できます。出勤する曜日と週の出勤回数も固定制のため、1週間の予定を組みやすいのも魅力です。自分が担当している授業に休暇を取りたい場合でも、教室長に相談のうえで調整できます。

週3~、3時間~勤務OKで、面接でご希望をお伺いしたうえで勤務時間や回数を決定します。ライフスタイルに合わせた働き方がしやすく、子育てや介護などと両立しながら活躍する先生がたくさんいます。

そろばんや教育業界での勤務が未経験でも問題ありません。ほとんどの方が未経験からいしど式そろばんの先生としてのキャリアをスタートさせます。44年以上珠算専門教場として培ったノウハウをまとめたマニュアルや研修など、未経験でもしっかりとサポートする環境が整っています。

 

先生は″第2のお母さん″

 

親の願いは、子どもが自分自身の力で生きていくことができる強い子どもに成長すること。子ども自身が「自分でできる」ようになるまで、成長段階に合わせて優しく、ときに厳しく子どもが自分で行動するための手助けをしなければいけません。

いしど式の先生も、親と同じ気持ちで子どもたちと接していきます。いしど式の先生は子どもにとって第2のお母さんであり、保護者の方とはともに子どもの成長を願う同志でもあります。私たちと一緒に、いしど式の教室で子どもたちの成長を手助けしてみませんか。

 

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