
そろばんは、暗算をするだけでなく読み上げられた数字を計算する読上算(よみあげざん)と呼ばれる競技もあります。「御破算(ごはさん)」や「御明算(ごめいさん)」「~円也」などの掛け声を聞いたことはありませんか。掛け声の意味が分からず、そろばんは難しそうと感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そろばんの掛け声の種類や意味、由来について解説します。そろばんの掛け声について知りたい人は、ぜひ参考にしてください。
目次
そろばんにはさまざまな掛け声がある!

そろばんには、おもに以下の競技があります。
- ・紙に印刷された加減乗除の計算をする総合競技
- ・紙に印刷された加減乗除の計算をそろばんを使わずに計算する暗算競技
- ・口頭で読み上げた数字を計算する読上算と、そろばんを使わずに暗算で計算する読上暗算。
- ・スクリーンなどに数字が映しだされ、計算していくフラッシュ暗算
このなかで、掛け声を使う競技が読上算です。読上算では、以下の3つの掛け声を使います。
- ・ご破算で願いましては
- ・御明算(または御名算)
- ・~円也
まずは、これらのそろばんの掛け声の意味について解説していきます。
そろばんの掛け声「ご破算(ごはさん)で願いましては」
「ご破算で願いましては」とは、読上算の問題を読み上げるときに最初に言う掛け声です。「読上算の問題を読み始めます」という意味があります。一般的に「願いましては~」からはじめるのですが、「ご破算では」を加えて「ご破算で願いましては~」とはじめることもあります。
そろばんの掛け声「御明算/御名算(ごめいさん)」
御明算、または御名算とは、計算結果が正解だった人に対して言う掛け声です。「正解!」という意味があります。生徒が口頭で発表した読み上げ算の結果が正解だった場合、その生徒に対して指導者が「御明算!」と言います。
そろばんの掛け声「~円也(~えんなり)」
「~円也」とは、読上算で足す数値を読み上げるときに使う掛け声です。たとえば123+456を読上算で出題すると、「(ご破算で)願いましては、123円也、456円也、では」といったように、読上算では問題の最後は「では」で終わらせます。
その他そろばんの掛け声
ほかにもそろばんには「計算用意、はじめ!」や「止め!」の掛け声が使われます。「計算用意、はじめ!」はそろばんの練習や検定試験、競技会などで指導者が「時間の計測をこれからはじめます」という意味の掛け声です。
「止め!」は、制限時間が来たことを知らせる掛け声です。こちらも練習、検定試験、競技会などで使用されます。
そろばんの掛け声に難しい言葉が使われているのはなぜ?

そろばんの読み上げ算では、「123+456はいくつですか」→「(ご破算で)願いましては、123円也、456円也、では」と難しい言葉が使用されています。そろばんの掛け声に難しい言葉が使われている背景には、そろばんの持つ歴史が関係しています。
掛け声の秘密はそろばんの歴史にあった!
そろばんは室町時代に中国から日本に伝わり、江戸時代に入ってから庶民に広く普及した歴史があります。そろばんが庶民に普及した当時は、数字表記が漢数字でした。さらに日本語を書くときは縦書きだったため、横に計算をしていくそろばんはとても使いにくかったといわれています。
また、当時紙は貴重品だったこともあり、数字を読み上げる人と、そろばんで計算する人のふたりで行っていました。これが現在のそろばんの読上算の原型です。江戸時代に使っていた言葉がそのまま掛け声として残っているため、現在でもそろばんの掛け声は難しい言葉となっています。
江戸時代の言葉で「ご破算で」は、そろばんを払ってゼロにする、さらに「願いましては」は「それでは、これから計算をお願いします」という意味があるそうです。
金額ではない数字の計算でも「~円也」とつけるのは、江戸時代に商用の計算としてそろばんを活用する機会が多かったことから由来しているといわれています。江戸時代に入ってからは築城や築堤に関する計算でもそろばんは使われるようになりましたが、庶民が計算をする機会は商用が圧倒的に多かったためです。なお、「也(なり)」は、数ごとの区切りを指しています。
これらの掛け声を使って、江戸時代の大店(おおだな)で番頭が読み手となって、丁稚(でっち)たちに帳簿の計算をさせるのがおもなそろばんの使われ方でした。
日本の文化「そろばん」は海外でも人気上昇中
中国から伝わり、計算方法として日本の庶民に広がったそろばんは、現在でも日本の文化のひとつとして知られています。計算機など、そろばんがなくても計算できる機械や技術は多く誕生しましたが、暗算によるスピードや集中力を磨く競技としてそろばんは注目されています。
そろばんは、日本の文化のひとつとして海外からも人気となっています。たとえば、海外のインテリアアイテムとしても人気が高く、海外へのおみやげとしてそろばんを持参する人も増えてきました。メーカーや教室によっては、英語やドイツ語、フランス語、スペイン語など世界各国の言葉に翻訳された説明書と、そろばんがセットになった海外おみやげを展開しているところもあります。
また、海外でのそろばん指導を目的とした「国際珠算普及基金」や、青年海外協力隊からトンガへそろばん指導の隊員を毎年派遣するなど、算数に限らず、基礎教育としてもそろばんは海外から注目されています。
記事の文脈(歴史・文化・伝統)に沿って、CTAを大幅に強化しました。
そろばんの掛け声の意味や歴史を知れば学ぶのがもっと楽しくなる!
そろばんの読上算で使用されている掛け声の意味や、掛け声をふまえたそろばんの歴史について解説しました。中国から日本へ伝わり、長い歴史のある文化として根付いているそろばん。また、インテリアとしても、習い事としても海外で注目されています。興味のある人は歴史についても学んでみると、よりそろばんへの理解が深まるでしょう。
伝統を受け継ぎ、未来へつなぐ「いしど式そろばん」
江戸時代から続くそろばんの伝統を、現代の子どもたちに正しく伝えながら、確かな能力開発を実現しているのが「いしど式そろばん」です。40年以上にわたる指導実績を持ち、全国300教室以上で数万人の子どもたちを指導してきた確かな実績があります。
本格的な読上算も学べる充実のカリキュラム
いしど式では、この記事で紹介した「ご破算で願いましては」「御明算」「~円也」といった伝統的な掛け声を使った読上算も、しっかりと学ぶことができます。単なる計算技術だけでなく、そろばんの歴史や文化的背景も理解しながら学べるため、お子様の知的好奇心も刺激します。
検定試験や競技会では、こうした読上算や読上暗算、フラッシュ暗算などの種目にもチャレンジでき、目標を持って継続的に取り組める環境が整っています。
いしど式だけの6つの指導方針
いしど式では、伝統的なそろばん技術の習得だけでなく、子どもたちの人間的な成長も重視した独自の教育を行っています。
– 個別対応教育: 子どもたちひとり一人の能力や性格に合わせた指導
– スモールステップ方式: 小さな成功体験を積み重ね、自信を育てる
– イメージコントロール法: 右脳を効果的に鍛える独自メソッド
– しつけ教育: 挨拶や道具の使い方を通じて、礼儀やマナーも指導
– 検定・競技制度: 目標達成の喜びを通じて、向上心を育成
– 講師の継続研修: 最新の指導法を学び続ける講師陣による質の高い授業
ライフスタイルに合わせて選べる2つの学び方
いしど式では、お子様の学習スタイルやご家庭の状況に合わせて、通学教室とオンラインの2つの受講形態をご用意しています。どちらも同じいしど式の指導方針に基づいた質の高い指導を受けられます。
全国300教室以上の通学教室で学ぶ
対面での丁寧な指導を受けながら、同じ目標を持つ仲間と切磋琢磨できる環境です。読上算の掛け声を直接聞きながら学べるのも、通学教室ならではの魅力。検定試験や競技大会にも教室単位で参加でき、仲間と一緒に成長していく喜びを実感できます。
江戸時代の大店で番頭と丁稚たちが一緒に学んだように、教室では先生や仲間との対面でのやり取りを通じて、そろばんの文化や礼儀作法も自然と身に付きます。
いしど式オンラインで学ぶ
「近くに教室がない」「自宅で学習させたい」「まずは気軽に始めたい」という方には、いしど式オンラインがおすすめです。
– 1対1~3人の少人数制: 分からないことがあればすぐに質問できる
– インターネットそろばん使い放題: 自分のペースで繰り返し練習可能
– Zoomで簡単受講: パソコン、スマートフォン、タブレットで受講でき、用意するのはそろばんだけ
– 年齢制限なし: 九九を覚えていない幼児から大人まで入学可能
オンラインでも読上算の掛け声を学べますし、検定試験や競技会への参加も可能です。自宅にいながら、伝統的なそろばん技術をしっかりと習得できます。
教室とオンラインの切り替えも自由
いしど式では、教室とオンラインで指導方法を完全に一貫しているため、生活環境の変化に合わせて自由に切り替えることができます。
「最初はオンラインで始めて、慣れてきたら教室に通いたい」「普段は教室に通い、長期休暇中はオンラインで継続したい」など、お子様の成長やご家庭の状況に合わせた柔軟な学び方が可能です。切り替え時の指導法の違いによる混乱もなく、スムーズに継続学習できるのがいしど式の大きなメリットです。
まずは無料体験で江戸時代からの伝統を体感してみませんか?
そろばんの奥深さを子どもに体験させたい、そんな方はぜひ無料体験にご参加ください。通学教室でもオンラインでも、無料体験を随時受け付けています。
歴史と伝統を受け継ぎながら、現代の子どもたちに必要な能力を育てるいしど式そろばん。計算力だけでなく、集中力、判断力、礼儀作法まで、総合的に成長できる習い事として、ぜひご検討ください。
















