教育・子育て

2023/02/28

【セルフチェック】親の笑顔=子どもの笑顔。育児ストレスの上手な解消法を見つけよう

たくさんの子ども達を見ていて感じる事なのですが、ニコニコしているお子さんの親御さんは、笑顔が多いということ。

人間には、相手が笑顔だと自分も笑顔になる習性が備わっていますから、当然のことですよね。

子育ての負担は相当なものではありますが、親がストレスを溜めて、イライラしてくると当然子ども達にも伝わり、悪循環が始まります。そうならないためにも、親が笑顔でいるためには、どうしたらよいでしょう。

 

育児にストレスはつきもの

日本の良くない慣習で、親は子どものために我慢をしなければいけないような風潮があると感じます。

夫婦で協力して子育てをし、新感覚で子育てを楽しむ夫婦が増える一方で、

「コロナが心配だし、子どもがいるから、外出をしちゃいけない」「子どものために食事は手作りじゃないといけない」「子どものために・・・じゃなきゃいけない」と、自分に鎖を巻き付けているような人もまだまだいます。

育児を楽しむ環境を作るためには、まず、「こうあるべき」という考えを捨て去ること。そして、協力者を得ることが必要です。

 

パパも協力 ワンオペ育児からの脱却

一日中、家事や育児を一人で担うワンオペ育児。まだまだ、母親の負担が多いのが現実です。

しかし、最近は、積極的に育児に協力するパパも増えて来て、パパも一生懸命に頑張っています。パパ用の抱っこ紐などの育児グッズはもう当たり前。ランニングをしながら育児が出来る「ランニング用ベビーカー」は、走ることが好きなパパには一石二鳥。

食器などのベビー用品も、女性目線だけではなく、男性から見てカッコいいグッズも増えてきました。子どものおむつや着替え、哺乳瓶などを入れられる、パパ用の育児バックもアウトドアっぽい男性的デザインのものが発売されています。

お洒落パパの気持ちをくすぐるものが沢山ありますので、そんなところから育児の楽しみを見つけてもらうのも良いですね。

 

パパに協力して欲しいことベスト5

育児に協力したいけど、何をして欲しいか分からないというパパ。

ママが協力を望んでいることを知っていますか?

 

パパの協力を望むベスト5は

 

1.「夜泣きの時に手伝って欲しい」

2.「子どもをお風呂に入れて欲しい」

3.「食事の片づけや、掃除など家事に協力して」

4.「ママにもひとりの時間を下さい」

5.「子どもと遊んだり、外にでかけて」

 

最近は、習い事の送迎をしたり、育児教室に参加するパパも増えてきました。

いしど式そろばんは、保護者の付き添い大歓迎なので、特に土曜日は、パパの付き添いでそろばん学習をするお子さんも増えています。

パパと出かけてくれると、ママは一人の時間ができてリフレッシュできます。

 

パパが育児に協力していても、ママが満足しない理由は?!

パパは、頑張って育児や家事に協力しているのに、不機嫌そうなママは少なくありません。

その理由を知っていますか?

 

例えば、ゴミ出し一つにしても

「ゴミ出しは、僕の当番です!いつもやっています」と胸を張るパパに対して

「家じゅうのごみを集めているのは私なの。それくらいで、手伝っているとか威張らないで!」と、いうのが、ママの本音。

 

子どもをお風呂に入れる時も、湯船から上がった赤ちゃんの身体を拭いたり、髪を乾かしたりするのは、ママの役目。

「パパがいない時は、自分の身体を拭くことさえ後回しで、一人で全部やっていることわかってる?」と、いう声も。

お膳立てされた一部をやっているだけなのに、家事や育児を軽視したり、「手伝ってやっている」という姿勢にイラっとするママも少なくないようです。

育児は、協力体制が重要です。お互いに感謝の心を持つように心がけましょう。

 

心当たりはない?無意識ストレスチェック

働くパパが家事育児に時間をかけられないことを頭ではわかっていても、ワンオペ育児が続くとつい不満を持ってしまうもの。

そして、自分では意識していなくても、知らず知らずのうちにストレスは溜まっていくものです。

以下の項目に当てはまることはありますか?

上記の症状は、ストレスの前兆としてあげられる代表的なものです。

「ちょっと、いつもと違うな」と感じたら、それは身体からのSOSのサインです。

 

ストレスを抱えたままは危険!こんな不調や病気が待っている

体力勝負の子育ては、ママが健康であることは何よりも大切。

ストレスは、様々な病気を引き起こす原因になります。

放っておくと、様々な症状があらわれ、病気を引き起こす原因になってしまいます。

 

自己嫌悪からの過食 激太り、激やせ

ストレスから食べる量が増えてしまうことがあります。授乳中は、身体が栄養を欲しているし、普通よりもお腹がするものなので、あまり心配しなくても大丈夫です。

けれど、ストレスのはけ口として過食、またはストレス発散のやけ食いが続くと、当然、太る原因になりますし、過食嘔吐によって、激やせ、激太りを繰り返してしまうことも。

逆に、過食を気にしすぎて、ストレスからの食欲減退などで、授乳のために十分な食事が

とれておらず痩せてしまうことも。

 

胃が痛い 胃潰瘍 胃痛 腹痛

ストレスから自立神経が乱れると胃が荒れてしまうこともあります。

腹痛は過敏性腸症候群という心的ストレスからくる病気の可能性も。いずれにしても放置すると胃潰瘍などの大きい病気になりかねないので注意が必要です。

 

つらい肌のトラブル

産後はホルモンバランスの崩れやすいとき。今まで経験のなかったママもニキビになったり。

また、出産によって傷ついた体が癒えていない状態では、外部からくる刺激に対抗する力の限界を超えてしまい、蕁麻疹などを発症することもあります。

 

めまいで倒れる前に十分な休息を

授乳中は貧血になりやすく、また育児に追われると十分に睡眠がとれていないことも多いですね。ストレスだけではなく、それによってめまいなどを起こしてしまうことも多くあります。

育児は孤独を感じることも多く、また頑張りすぎてしまうため精神的なストレスから過呼吸を起こすことも。

 

気づかぬうちにはまってしまう怖い発散方法

ストレスが体の症状として出る場合もあれば、行動として出てしまう場合もあります。

例えば、買い物をすることに快感を覚え、依存してしまう買い物依存症。

ついつい、一人になった深夜に飲んでしまうお酒の量が増えてアルコール依存症なんてことも。

ストレスのはけ口が、幼児虐待になってしまう痛ましい事件もあります。

 

ストレスを感じたら自分にごほうびを

ストレスを溜めて笑顔が少なくなっていることに気づいたら、たまには自分にごほうびを挙げてみませんか?

子どもを預けて2時間だけ自由にショッピングしてもいいでしょう。

スイーツバイキングでお腹一杯食べるのもいいでしょう。

一人だけの時間、または夫婦だけの時間を作るなどをするために、一時的に子どもを預かってもらえるサービスも増えていますので、気兼ねなく利用するといいのではないでしょうか。

 

自分へのごほうびでリフレッシュ。

親が笑顔でいることが、子どもにとって一番の幸せですよ。

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