いしど式の先生

2022/09/09

子育てしながら働きたい!仕事と両立する方法とは

 

 

夫婦共働きが当たり前になり、家事や育児と仕事を両立させながら働く女性はたくさんいます。産前に働いていた職場に復帰する方はもちろん、出産をきっかけに退職をしても「子育てがひと段落したから、そろそろ社会復帰したい」「子どもの入園・入学をきっかけに働きに出たい」など、ふたたび働こうとする女性も多いですよね。仕事をはじめるとき、気になるのが子育てと両立できるかです。
この記事では子育てしながら働きたい女性のために、仕事と子育てを両立させるコツや、両立させやすい仕事について解説します。

 

子育てママはなぜ働きたいの?

 

働きながら子育てをするお母さん(ワーキングマザー)それぞれで、生活環境も働く理由も異なります。ただし「仕事と家庭の両立は楽ではない」ことは共通しています。なぜ子育て中のお母さんは大変な思いをしてまで働くのでしょうか。女性が子育てをしながら働く理由について紹介します。

 

経済的な理由から

 

ワーキングマザーの方が働く一番の理由として挙げられるのが、経済的なことです。夫ひとりが働くよりも、夫婦共働きを選んだ方がより経済的に余裕を持った生活が送れます。

夫がケガや病気で働けなくなった、リストラにあったなどで夫の収入がなくなったとしても、共働きであれば生活が困窮するのも防げます。夫に万が一のことがあった場合、傷病手当や失業手当なども支給されますが、実際に手元に届くまでは時間がかかります。妻が仕事を持っていれば、手当が支給されるまでの生活費も確保できるため、安心です。

 

社会と繋がっていたい

 

女性は子どもを持つことで、「お母さん」という立場になります。子どもありきの存在となるため、「お母さん・ママ」ではなくひとりの社会人として活躍したい、という気持ちから仕事をはじめる方も多いでしょう。

「家にずっといると息が詰まる」「子どもはかわいいけれども、ひとりの時間もほしい」という理由から、社会的に評価されることや家庭以外の居場所を求めて仕事をはじめる方もいます。子どもや家庭と少し離れることで、精神的に余裕が出ることもあるでしょう。

ひとりの社会人として会社で働くことで、自己実現やキャリアアップを実感できます。育児をしながら仕事をするのは簡単ではありませんが、毎月の労働の対価としてお給料を受け取ることで、社会の役に立っていることを感じられます。

 

成長・スキルアップ

 

仕事を通じて人との関わりがあると、緊張感を保て、大人になっても勉強することや成長できることがある充実感を味わうことができます。このような機会が多ければ多いほど、心の豊かさにもつながるでしょう。

 

子育てと仕事を両立するコツ

 

「子育てと仕事の両立」と言うと、どちらにも同じだけ力や時間をかけていると思いませんか。実際には仕事よりも子育てに力や時間を注ぎたい人もいれば、その逆の人もいます。自分らしく子育てと仕事を両立するためのコツを知っておきましょう。

 

完璧主義から脱却

 

子育てと仕事両方を両立させようとしても、うまくいかないこともあります。落ち込んだり、自分を責めたりすることもあるかもしれません。無理をせず「全部完璧にこなすのは無理」と開き直ってしまいましょう。

自分で自分を褒める、少し贅沢をする、息抜きする時間を作るなど、無理をしている状況から抜け出す手段を持つのも重要です。

 

家事を夫と分担する

 

ひと昔前までは「家事は女性がやるもの」という考えが一般的でした。夫婦共働きが当たり前の現在では、男性も女性も協力して家事をすることが浸透しはじめてきています。お互いが得意な家事を分担すれば、効率的に家事を済ませられるでしょう。

 

優先順位を決めてから行動する

 

子育てのタスクに家事・仕事のタスクまで加わると、膨大な数のタスクをこなさなければいけないことになります。優先順位を決めることで、効率よく、無理なくタスクを消化していけます。

優先順位決めのポイントは「しなければならないこと・そうでないこと」に加えて、「自分がしたいこと・したくないこと」という2つ目の軸を設定することです。
「しなければならないことでしたくないこと」にはすぐ取り掛かり、「しなくていいことでしたくないこと」は、頭の中から取り除いてしまいましょう。タスクに忙殺されると優先順位が分からなくなり、しなくていいことをしてしまっている場合も多いです。優先順位をつけて、やるべきことを整理してみましょう。

 

時短できる家電を導入する

 

仕事に加えて家事もしなければいけないため、気が付くと子どもとの時間があまり持てていないということも。子どものための時間を作るために、便利家電を取り入れてみましょう。

・ロボット掃除機
・ドラム式洗濯乾燥機
・食器洗い乾燥機
・自動調理なべ など

 

便利家電は少しお値段の張るものもありますが、家事を効率化できます。仕事と家庭の両立に必要な投資と考え、導入を検討してみましょう。

 

家事代行サービスを利用する

 

家事代行サービスとは、家事全般をプロが代わって行うサービスです。様々な家事を代行してくれます。

・部屋の片づけや掃除機がけ
・食器洗い
・料理
・水回り(キッチン、お風呂、洗面台など)の掃除
・洗濯
・アイロンがけ
・庭の掃除
・靴磨き
・日用品の買い物 など

 

サービス提供会社によって代行できる家事は多少異なりますが、家事全般を代行してもらえます。家事代行サービスは内容や時間によってかかる料金はさまざまです。目安となる1回あたりの料金の相場を以下にまとめました。

 

基本料金:2,500円~4,500円 ※1回あたり2時間(5,000円~9,000円)が基本
延長料金(10分あたり):500円
スタッフ交通費(1回あたり):700円~1,000円
鍵預かり代:無料~1,000円
スタッフ指名料(1時間あたり):無料~500円
早朝・深夜割増料金:25%割増対応

1回2時間あたりの費用の相場:6,000円~10,000円

 

勤務先の産休・育休制度を知っておこう

 

産前休業(出産予定日の6週間前)と産後休業(出産の翌日から8週間)を合わせたのが「産休」です。産前休業の取得には申請が必要ですが、産後休業は該当期間に働くことが禁止されています。ただし、産後6週間経過後に医師が認めた場合、申請により就業が可能です。

産休は出産予定日を基準として取得できますが、出産日が予定より早まっても遅れても、出産日の翌日から産後休業8週間を取得できます。産休取得のための手続きは勤務先によって異なるため、確認を取るようにしましょう。

 

子育てしながら働きやすい仕事をご紹介

 

子育てと両立できる仕事を選ぶポイントが、働きやすさを重視することです。無理なく働ける環境の整った職場を選びましょう。

・通勤がしやすい
・子育て中の同僚・管理職がいる
・年間の休日数が多く、有給も取りやすい
・シフトの融通がきく
・残業が少ない など

 

厚生労働省では、子育てをしながらも働きやすい要件を満たしている企業を、子育てサポート企業として認定しています。認定された企業には「くるみんマーク」「プラチナくるみんマーク」が付いているため、子育てと両立できる職場を選ぶときのひとつの目安としてみましょう。

次に、具体的に子育てと両立しやすい仕事を解説していきます。

 

在宅ワーク

 

リモートワークやテレワークを活用し、在宅での仕事を推奨する企業が増加傾向にあります。在宅ワークには以下のメリットがあります。

・通勤不要
・自宅で働くことで集中でき、業務効率や生産性が上がる
・隙間時間で家事ができる
・急用や子どもの行事などで休みが取りやすい
・子どものお迎えの時間を確保、調整しやすい など

 

通勤不要のため、身支度や通勤の時間を家事やほかのことに充てられる、空いている時間ができれば家事もできる、など子育てと両立しやすいメリットがたくさんあります。

 

一般事務

 

企業や店舗の事務所などで、電話やメール対応、来客対応、PCを使った書類作成やデータ管理などを行う仕事です。ある程度のコミュニケーションスキルとPCスキルがあれば、一般事務の仕事も選択肢に入ります。

一般事務はデスクワークのため体の負担が少ない、土日祝日休みで残業が少ないことが多いなどで、子育てとも両立しやすくワーキングマザーの方に人気の仕事です。複数の人数で業務をこなす職場であれば、子供の体調不良などの急な欠勤にも対応してもらえるところも多いでしょう。ただし、面接時に「小さな子どもがいるため、急病などでお休みをいただくことがあるかもしれません」など事前にしっかり伝えておくことが重要です。

 

コールセンター

 

一般顧客や企業からの問い合わせ対応や、カスタマーサポートなどを行う仕事です。コールセンターはスタッフが非常に多く、子供の体調不良などによる急な休みや早退などにも対応してくれる職場が多くなっています。

コールセンターは服装や髪形が自由、給与も一般的なパートより高い傾向にあるため、ワーキングマザーからも人気がある職種です。広くてきれいなオフィスや有名企業で仕事ができる可能性もあるでしょう。

 

飲食店の店員

 

シフト制で融通がききやすいのが、飲食店の店員です。10時や10時半から15時までの短時間勤務の場合が多くなっています。12時前後のランチの時間は忙しくなりますが、朝ゆっくり出勤できる、短時間勤務のため長い時間預けられない幼稚園や帰宅が早い小学校低学年ママにも向いているなどのメリットがあります。

 

自宅開業

 

会社に所属するのではなく、自宅で開業することで育児と仕事を両立させる方も増えてきています。おもな自宅開業には以下のものがあります。

・エステ
・ネイル
・ヨガスタジオ
・リトミック教室
・英会話教室
・そろばん教室

 

女性へのサービス提供や子どもと触れ合える機会が多いなど、ワーキングマザーにも人気の業種がそろっています。

 

がんばりすぎず、気持ちを大切にしよう

 

子育てと仕事を両立するために大切なのは「頑張りすぎないこと」です。完璧を目指さず、「〇〇すべき」という考えはやめて、頼れる人やサービス、グッズも必要に応じて頼り、うまく乗り切れるようにしましょう。

「夫が家事や育児を分担してくれない」「夫のやり方が自分のやり方が違うため、気になってしまう」などで結局自分ひとりが家事も育児も抱えてしまい、心身ともに疲れてしまうことも。一人で抱え込まず、周囲の人やファミリーサポートに頼るのも重要です。

 

ライフスタイルに合わせて自分らしく働く

 

子育てと両立しながら働ける「いしど式」の先生はサポートや研修制度が充実。そろばんが未経験でもOKの人物重視の採用を行っています。

【ライフスタイルに合わせた働き方ができる】
いしど式の先生の仕事は午後からです。通院や学校行事、習い事などとの両立がしやすいという声が多くなっています。子どもが成長したら勤務時間を伸ばすなど、子育てや介護などと両立しながら働くスタッフがたくさん在籍しています。

【お休みは基本的には、固定曜日・時間での勤務】
教室で授業を行う曜日は毎月固定です。プライベートとも両立しやすくなっています。授業は担当制ですが、お休み希望があれば事前に教室長に申請していただくことで取得できます。

 

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